やらかした大賞2018上半期滑り込みエントリー
もうすぐ今年の上半期も終わる。
え? もう終わっちゃうの?
ちょっと待って、早すぎない?
この時点でやらかしまくった期間だったことが容易に窺える。実際に私は今期もやらかした。やらかしまくった。
だが、最後の最後にとんでもないやらかしをしてしまったようである。
喉が痛い。
大文字でもう一度。
喉が痛い。
よりによってなぜこの時期に。いや、この時期だからか。普段使わない喉を酷使したからか。
喉が痛い。
声が出ないわけではない。それは不幸中の幸いだ。だが痛い。声を出すと痛い。苦痛と戦いながら話すのだ。話すのってこんなに難しいことだっけ。
なら黙ってりゃいいのに世界は私を黙らせてくれない。それにうっかり話してしまう。駄目じゃん。
ついでにご飯を食べているときも痛い。食べるのってこんなに難しいことだっけ。でもこれは食べないわけにはいかないので食べる。
というか、何をしていても痛いのだ。逆に何もしていなくてもいないのだ。安静にしていると少しマシというだけで。
歌わなければ治るっぽいけど、つい歌っちゃう。そして悪化する。よくない。
ついでに咳もでてきた。これもしかして風邪かな。いや、風邪ならいいんだ。治るから。この喉の痛みの問題は治る気配が全然ないこと。日に日に悪くなっていることだ。
頼む。神様、仏様。お願いします。珍しく信じているので、遅くとも当日までに治してもらえますか?
できるのなら今日中に。今すぐ!
もちろん神頼み以外の方法も試してみた。だが、のど飴も蜂蜜も効かない。あの龍角散のど飴でさえも!
そんなこと言っていたら、咳が止まらなくなってきた。苦しい。──あ、これ、たぶん風邪だ。道理で身体がダルいし熱っぽいわけだよ。って、それただの喉の痛みより悪質じゃん。これ下手したら当日参加できないのでは? 仮にそこまで重くなかったとしても、発表中に咳してたらどうなる?
でも、どこかに咳を演出というか楽器というか、なんでもいいから曲に取り入れたのってありそう。もちろんそんな曲じゃないから関係ないんだけど。
もうこの際、歌えなくてもいいから。ネタでもなんでもなく本当に口パクでいいから。ステージにだけは立たせてくださいお願いします。苦労して衣装作ったのに着る機会無しとか泣きたくて泣きたくて震えますよ。
やらかした大賞に滑り込んできて優勝狙えるレベル、これは。予期されなかった優勝候補。殺人事件マニアになったのより上を行く。いや、殺人事件マニアって本当に何なんだ……。業が深い。でもこれは悪趣味なだけで迷惑はかけないし……。
風邪薬飲んで安静にしよう。
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